パラボラ工法とは・・・

 皆さんが道を走っていると、下水道や水道のマンホールがありますね。そのマンホールが道よりも高かったり低かったりすると、でこぼこしてとても走りづらくなりますし、車も傷みます。その高さを調整する方法のひとつが「パラボラ工法」です。
 右の写真は、マンホールが道よりも低く、周辺の舗装が剥がれています。これでは危ないため補修します。
 通常は左の写真のように四角か菱形に路面を切って、マンホールの高さまでアスファルトをひいて転圧します。
 しかしこれでは何年かたつと、また同じようになってしまいます。なぜかというと、マンホールの下の部分は動きませんので、マンホール周辺のアスファルト部分の沈下が主な原因です。
 右の写真がパラボラ工法で補修した後です。丸く舗装を切るために見た目もきれいですが、秘密はこの内部構造にあります。